🌿 人生の後半をどう過ごすか ― 生きがいは「探すもの」ではなく「育てるもの」 ―

こんにちは!イルチブレインヨガ八事スタジオです。

今、「人生100年時代」を迎えています。その一方で、これからの人生を悩んでいらっしゃる方も多いという話も伺うことがあります。

自分の人生を、これからどうしていきたいか?今回は、そんな思いがある方々へのメッセージです💕

60代を過ぎると、人生の景色が少し変わってきます。
子育てや仕事といった“やるべきこと”がひと段落し、ふと気づくと、自分と向き合う時間が以前より増えている。
そんな変化を感じている方も多いのではないでしょうか。

「これから、どんなふうに生きていこうか」
人生の後半は、そんな問いが自然と心のなかに生まれる時期です。


■ 生きがいは、大げさなものじゃなくていい

多くの方が「生きがい=大きな目標」「何か特別な活動」と思いがちですが、本当の“生きがい”は、案外もっと静かで、小さなものです。

・朝の散歩が気持ちいい
・庭の草花がいつもより元気
・好きな音楽を聴きながらお茶を飲む
・誰かと少し笑い合えた

そんな、日常の“ちいさな喜び”が積み重なったとき、人は自然と「今日も悪くないな」と思えるのです。


■ 人生後半に訪れる “学び直しのチャンス”

60代は、心も体も“余白”が生まれる時期。
忙しさに追われていた時期には気づけなかった「本当はやってみたかったこと」を思い出す人もいます。

・若い頃好きだったことに、もう一度戻ってみる
・ゆっくり時間をかけて体を整える
・誰かに教えてもらう素直さを取り戻す
・やったことのないことに、一歩踏み出してみる

人生の後半は、今までの続きではなく、“新しいスタート”と考えていいのです。


■ 心と体の変化に寄り添いながら

そして60代以降の体は、気持ちを置いて先に老いていくように感じるときがあります。

「昔より疲れやすい」
「関節が固くなった」
「やる気はあるのに体がついてこない」

そんな変化に戸惑うのは、決して自分だけではありません。

大事なのは、“若い頃の自分に戻ろうとしないこと”。

今の自分に合ったリズムで、心地よい動きを積み重ねる。
それが、人生後半の生きがいを支える大切な土台になります。


■ 新しいつながりが、生きがいを育ててくれる

人生の後半は、友人関係や家族との距離感も変わり、つながりが薄くなったように感じる時期でもあります。

そんなときこそ、
「同じ時間を共有できる場所」 が心を支えてくれます。

ヨガのクラスでも、
・同じペースで体を動かす安心感
・年齢を気にせずいられる空気
・“ひとりじゃない”と感じる温度

こうした小さなつながりが、生きがいを優しく育ててくれます。


■ 今日の一歩が、これからの人生を変える

生きがいは探し回るものではなく、
日々の小さな選択と行動の中で“育っていく”もの。

・ゆっくり呼吸をしてみる
・散歩に出て、空を見上げてみる
・体が軽くなるヨガを続けてみる
・誰かと少しだけ会話してみる

そんな一歩一歩が、
これからの人生の色を変えていきます。


■ おわりに

60代からの人生は、
“残りの人生”ではなく、
“これから始まる人生”。

大きく変える必要はありません。
小さな心地よさを見つけ、育てていくことで、
生きがいは自然とあなたのそばに集まってきます。

あなたがこれから歩く日々が
やわらかく、心地よく、豊かな時間になりますように。

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